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「団地小僧」団地よバイバイ! [団地小僧ー3]


さて、そんなこんなで
兄貴の高校受験もあり父親残して、
鎌倉へ戻りました。
飛行機降りて驚いたのは、
空気が息苦しいこと。

そして、腰越小学校に戻り、
みんなが漁師の子供も銀行の子供も
受験の鬼になっていたこと。

あの頃から中学お受験あったんだねぇ。
まぁ、おいらは相変わらずのサッカー少年!

思えば、団地住まいのいいとこは、
やはり、友達がどこかしらにいたことかな。

でも、中学とかになると喧嘩なんかもあったんだろうね。
みんな同じではないことを思い知る。
そんなこと知らないままで団地小僧やれてよかったな^@^v

マンション小僧は飛び降りるなよ!じゃな!

(終)

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「団地小僧」かなづち [団地小僧ー3]


なーんとなく幸せな北海道は江別市にある
大麻(たいまでなくおおあさ)w小学校。
俺も小6と大人びていたせいか、なんかイメージがいいのよね。

大自然、美味しいもの、団地仲間もなんか上品&面白い、
妹も育ってきて立派な子分に・・・

あぁ、で北海道大旅行したんだけど。

あれは然別湖かなぁ。
兄貴と泳ぎいって、完全に溺れました(泪)。

おいらの家はあんまり運動神経がよくなく、
まぁ、俺がサッカー、兄貴が水泳、妹は?のように
ひとつくらいづつしか得意なスポーツなかったんだけど。

おいらその頃、次男ゆえに(今なら虐待だな)、
肉は脂身、卵は白身、いつも毒見係・・・
で、あんまりご飯食べなかったせいか、
先生にプール禁止にされてまだうまく泳げなかったんだよね。

なのに湖で泳ぐなんて。。。
完全に足届かなく、息継ぎできない。
もはや兄貴にしがみつくしかなく、
必死。
必死なのは兄貴の方で、どうにか、おいらを捕まえて、
変な流れを遠巻きにして、どうにかセーフ。
あの時、兄貴が泳ぎが達者じゃなきゃ、完全、死んでいましたね。

で、その様子を、おとぅもおかぁも、妹まで、
双眼鏡で見ていたくせに、助けに来なかったんだもんなぁ。
信じられないよ!

ちなみに俺は海、湖、プールで5回死にかけるくらいの溺れ方をしている。

今はもう心臓があれで近づかないから、完全なかなづちだな。^@^;w

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「団地小僧」混浴 [団地小僧ー3]

ふむっ。
まだ、そういう時代だったのだろうか?

団地にお風呂はあったが、
よく銭湯に行った。

そう、コーヒー牛乳目当てだ。

そんな時、よく小学生の同級生女子がいた。

俺は早漏、違う奥手だったので、
別に何も感じなかったが、一応お互いあそこは手で隠した。

だが、えっちゃんは違った。
おおらかな道産子えっちゃん、
堂々と「あら、こりくんも銭湯?」
って、線、隠せよw

しかし、あそこはまだ薄かったので
印象はなかったが、腋毛ね。

これがぴょこんとつーか、モッサモサしてたのには驚き。

考えてみると、ここからだな、腋毛嫌い(笑)。

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「団地小僧」ストーブ [団地小僧ー3]

北海道といえば、ストーブ。
学校ではまだ薪ストーブ。
朝、薪を運ぶの大変だったけど、
ストーブの上にお弁当のっけて、
温めて食べたなぁ。

でも、団地の石油ストーブ、
なんつーても、氷点下な毎日だから、
ガンガンに燃えているのだが。

ある日、その火がガンガンがどんどんガンガンして、
もはやストーブの中は火事状態。
おかぁはパニくって、
消防車呼ぶか!って時に。

「おばさん、その送風ボタン消さないと、
どんどん火が強くなるよ」

と、おいらのダチ。
ふーっ、流石、道産子。
ストーブに詳しい。

この時の恐怖はまだ頭にこびりついていて、
だからウチ、セントラルヒーティングないのか?--;

違いますね。貧乏だからでした。

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「団地小僧」大麻団地 [団地小僧ー3]

と、まぁ、小5で鎌倉市腰越に
家が建ち家持ちお坊ちゃんになったのだが、

「今度、北海道に引っ越すからな。
クマいるから鈴買っとけ!」って、父ちゃん・・・。

そう、父親が会社でミスし、飛ばされたのです(笑)。
でも父親、こういうのに強く、思い切り北海道を楽しんでいましたね。

おいらもクマの夢見るくらいビビってましたが、
北海道ってば好き^@^w

まず、人がいいもの。みんな優しい。
そして美人さんも多い。

して、食べ物がなんてったって旨すぎます。

俺は転校生ということで目立っていたからか、
班長という柄にも合わないもんやらされたが、
ここは北海道。
雪が半端ないんですね。
で、吹雪の時は下級生たち連れて下校するんです。
なんか、一歩、大人になったかなぁ。
それと鎌倉の腰越はすでに受験とかに精出す人多かったが、
北海道はのんびり。
人世の中でも幸せな一年だったなぁ。

でも、団地には色分けがあって、
片親とか低所得者とかはある部分の団地に固まっていた。
まだ、そういうの分からない俺だったけど、
そういう奴等とつるんで、
はじめての映画!
「ハレンチ学園」はいい思い出だなぁ。
帰りにダチの一人の親がひいている屋台のラーメン食って、
いい小6だったよなぁ。

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「こしげぇ」 [団地小僧ー3]

鎌倉と
言っても、
江ノ島側。
北鎌倉とは違う。
腰越漁港と、
新興住宅地「西鎌倉」に挟まれた、
津村・・・南鎌倉に引っ越したのである。
微妙な、そう「こうもり」のような存在・・・
腰越は漁師の子女が多く、
西鎌倉は大手銀行の子女が多い。
で南鎌倉はその両方にまたがった感じの子女が多い。

だが、南浦和と比べるとダントツに、
腰越、西鎌倉の生徒はでかく頭がよかった。

そんな腰越小学校でもサッカー部があったため、
お気楽にサッカーを楽しんでいた俺だが・・・

腰越中学校の兄貴は、
隣の席の奴が後ろの奴をナイフで刺す。
という、昭和な犯罪が起きていて、
かなりびびっていたらしい。

こうもり的な生き方でしのいだ俺だが、
サッカーをしていてお馬鹿だったことから、
いじめられたりはしなかったと思う。

サッカーは天才少年扱いだったしな(笑)。
一芸に秀でる、ってすごいね。
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「ちょっと家持ち」クレーンゲーム [団地小僧ー3]

小4の春休み、

俺は長く遊びなれた埼玉県南浦和団地を後にする。

好きな子もいたし、ダチもたくさんいた。

先輩たちの悪い誘いも増え、

これからが本番という時に、

今も住んでいる鎌倉に自宅が建てられたのである。

南浦和VS鎌倉。

頭は相変わらず悪かったが、

能天気な次男坊なので、引っ越しに違和感はなかった。

そんな引っ越し間近のある日。

先輩に呼び出され、俺は駅前のゲーセンにいた。

「だからよう、いいか、こうだよ」

先輩も俺もクレーンゲーム初期型がしたいのである。

景品はたかだかラムネだったが。。。

「そうそう電源を抜いておくだろ。 そこにお金を入れても動かない。 で、客があきらめたら、電源を入れる・・・」

「と、動く・・・」

これは万引きを超えた悪である。

だが、お馬鹿な俺は夢中でこれをやった。

・・・今、思えば、このままこの犯罪を続ければ、

俺は立派な暴走族にでもなっていただろう。

でも、引っ越しで救われた。

二階建て、夢のマイホーム。

しかも鎌倉。だが・・・



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