「団地小僧」拾い食い [団地小僧ー1]
当時の園児には当たり前だのクラッカーだった、拾い食い。
野犬よりも早く、父母に見つからないようにGET!する。
もちろん生ものは控え、チクロ系のお菓子がねらい目。
変わり玉なんていう嘗めていると色が変わっていく飴、
シガレットチョコ、紙に包まれた飴キャラメルチョコ・・・
一目見て、OK!ならすぐ口に入れちゃう。
住んでいた南浦和は競馬場があって、
よく馬糞が落ちていた。
知らないだろうが、馬糞ちゅうのは数時間で藁になっちゃう。
不思議なことだったが衛生上、拾い食いにはいい影響を与えてくれた。
腹痛になった記憶もないから、たいしたものだ(笑)。
ちなみに頭のあたたかい子と遊んでいたら、
「ぼく、このおまんじゅう食べるね。
だからまた遊んでね」と言う。
見ると出来立ての馬糞。まぁ、まんじゅうに見えないことも・・・。
「や、やめろーっ!」と遊び仲間はダッシュでとんずら。
あいつ食べちゃったかなぁ。
その日から見なくなったけどよ。
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