富樫雅彦を聴け! 1979/11/22-25「第32回法政祭」 [音楽]
◆1979/11/22-25「第32回法政祭」
・「僕たちは今……80年代のゆくえを追って今"大学"を問う」
歌:長谷川きよし 講演:生越忠
@法政大学学生会館大ホール
・「オールナイト映画 松田優作特集」
上映:黒木和雄監督『竜馬暗殺』
岡本明久監督『暴力教室』
大洲斉監督『ひとごろし』
村川透監督『最も危険な遊戯』
@法政大学学生会館大ホール
・「New Jazz Syndicate in 法政祭」 出演:ニュージャズシンジケート/富樫雅彦
@法政大学学生会館大ホール
ふと、昨日から日本最高峰のジャズドラマー
富樫雅彦のレコードがAmazonで目に付くようになった。
富樫雅彦、この天才ドラマーのことを知っている人は、
もうほとんどいないか、バブリーな財産でまだ「遊んでいる」はずだ。
時代はもうフュージョンの時代だったが、
ジャズ界は王道のモダンジャズからエレクトリックジャズ、
フュージョン、そしてフリージャズとカオス状態だった。
よゐこのジャズファンだった僕は良書「スイングジャーナル」を毎月、読み、
ジャズ評論で色々なジャズを知り、厳選されたジャズレコードを買っていた。
たいてい、ありきたりだったが、たまに驚くようなジャズが聴けた。
富樫雅彦。「スピリチュアル・ネイチャー」。
いけない世界だと思った。
フリージャズは古い音楽だ。
前を向け。
フュージョンが口を開けて待っていた。
そんなフュージョンなお馬鹿ギターを弾いていた頃は、
各大学の奴等と交流があった。
その一つが、法政大学。どんな大学かは知らないが、
ニュージャズシンジケートの奴と知り合い、
セッションに行った。当時の僕は強気だったらしい。
その頃のニュージャズシンジケートの親分は富樫雅彦さん。
・・・法政大のホールの歴史を綴ったネットで見つけた。
1979/11/22-25「第32回法政祭」 「New Jazz Syndicate in 法政祭」 出演:ニュージャズシンジケート/富樫雅彦 @法政大学学生会館大ホール
あの頃はジャズマンだったような気がする。
LIVE at Jazz club DOLPHY Masahiko Togashi Play With Kohsuke Mine, Nobuyosi Ino
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Trial Records
- メディア: CD
- アーティスト: M.Togashi,井野信義,佐藤允彦,富樫雅彦,富樫雅彦&J.J.スピリッツ,峰厚介,J.Kern,J.Styne,M.Davis,V.Duke
- 出版社/メーカー: ヴィーナスレコード
- 発売日: 2010/10/20
- メディア: CD
富樫 雅彦(とがし まさひこ、1940年3月22日 - 2007年8月22日)
日本のジャズパーカッショニスト、ジャズドラマー。
10代のうちに八木正生トリオ、秋吉敏子コージー・カルテット、
渡辺貞夫コージー・カルテットなど複数のグループでドラマーとして活躍する。
1961年にジャズ・アカデミーを結成し、
以後フリー・ジャズに傾倒する。
麻薬に手を出して1962年1月に甲府刑務所に収監される。
1970年1月、富樫の浮気が原因で背後から
妻にナイフで刺され脊椎を損傷し下半身不随となるが、
5月にはスイングジャーナル誌において読者人気投票ドラマー部門第1位に輝く。
1975年には『スピリチュアル・ネイチャー』が
スイングジャーナル誌ジャズディスク大賞「日本ジャズ賞」を受賞。
その後も「日本ジャズ賞」を繰り返し受賞。
受賞回数は日本人ミュージシャン最多。
他にも1978年に「芸術選奨新人賞」なども受賞している。
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