山中千尋『ローザ』感想文^@^;w [音楽関係]
ついに来ました山中千尋ちゃんの『ローザ』。
最近はエッセイも面白い千尋ちゃん。
バークレーのお偉いさんにもなって絶好調の中での記念すべき一枚。
デビュー15周年の記念盤。
メンバーはおいらの好きなアフターアワーズトリオ
(アヴィ・ロスバードg、よしさんb、千尋ちゃんp)のトリオにジョン・デイビスさん。
ギターでもそうなんですが、
ピアノとかのソロやトリオだと和音がうるさいと時に思うおいら。
ピアニストはじっくり右手でアドリブして欲しい派。
今回はトリオが完全にバッキングしていますから、千尋ちゃんの右手がメイン。
速弾きも影を潜めてこのトリオならではの落ち着いたスイングするアルバムです。
で、千尋ちゃんとギターのロスさんが対等な感じ。
ロスさんはゆったりと弾いたり恐ろしい速弾きで弾いたりしますが、
どちらかと言うとオーソドックスなスタイル。
ゆったりと聴けます。
で、どうもDVD付き頼んでしまったみたいでDVD付いてたんです(高い)。
いつもより露出度の少ない千尋ちゃん、
顔も隠し気味(笑)。DVDにしなくていいんじゃないの?
で、収穫はやはりギターのロスさん。
音からかなり若い人を想像していましたが、千尋ちゃんより↑くらいかなぁ。
知的な感じでギターがなんとセミアコなんですね。
だからあんなに鋭い音が出るんですね。
譜面をかなり凝視して演奏しているので、
アレンジメントとか書き譜があんのかなぁ?と思うのですが、
手元は恐ろしく速いピッキング。コードバッキングがすごい。
まだ二回聴いただけですがギターリストのロスさん、
彼の出来をどう思うかでこのCDの価値は決まると思う。
私的にはもう少しロスさん頑張ってもよかったかなぁ。
(私の思いが強いからね)w
これなら千尋トリオでよかったかも。
もっとおもちゃ箱をひっくりかえしたようなアレンジに
ギターやらホーンやら色々な楽器が微妙なアレンジで
施されている方がいいなぁ。
ちなみにAmazonから届いた6.23.は千尋さんの師匠である
ジョージ・ラッセルさん(1923-2009)の誕生日。
左手の和音を少な目にしても魅力的な右手のラインを師匠はどう判断したかな。
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