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「せん妄」。 [言葉]

今回、病院にはある覚悟をして臨んだ。
7年前は結構な痛みのせいで
「せん妄」をおこし皆さんに迷惑かけてしまったのだ。
で、スマホを持って行き頭がぼーっとしないようにしたのだ。
とにかく頭を忙しくさせるのだ。

手術は1時間くらいで終わった。
で、付き添ってくれた世界一可愛い妹とうだうだ話し、
さぁ、妹帰宅の時、スマホゲーム(さかつく)を開始!

・・・前回はこの後、少し寝て起きたところから分からなくなる。
頼りない記憶では
「傷の痛みに耐えながら、おいらだって一生懸命やったんだいっ!」
と泣き叫んだような^^;で、
ドクターらしき人がおいらの前に立ちはだかって
「私たちだって頑張っているんだ!」と、
お尻に解毒剤・・・朝まで眠りこくり。
(看護士さんはもちろん話してはくれない。ただそうじゃなかったと・・・)^怖^;。
起きてしばらくはなんだかわからないが「やっちゃった感」はあった。

看護士さん曰く、このせん妄はよくあるらしい。
白い壁に囲まれ、眠りから起きると痛みがあり、身体にコードが・・・わからない・・・妄想へ。
今回はスマホをちょこちょこやったのと、
同室のメンバーさんがなんと「せん妄」状態で忙しかったのでならなかった。

みんなカテーテルを入れていて血栓のご様子。
奥さんが来ていて(いいな)楽しそうに話していたのに
・・・奥さん帰宅後、ひと眠りすると
カテーテルを引き抜くーー;(ファーファリン飲んでいるのに!)、
コードつけたまま勝手に歩いてトイレ(倒れたら!)、
大声で「それはひどいよ!」と叫ぶ・・・^@^;w

看護士さんは努めてクールに対応するのだが、
みんなの回答があまりにおかしくて笑ってしまった。

ひとつだけ。

看護師さん「とにかくおトイレはナースコールで呼んでくださいっ!分かりましたかっ?」
70歳くらいの患者さん「だって、恥ずかしいんだもん・・・」
看護師「・・・私は**さんがおしっこしてるとこなんか見ませんから、連れてくだけですから!」
・・・^@^;wその他、色々ありましたが、看護師さん人数も足りず大変です。
せん妄は寝た後に起こるみたいですね。

起きたら、身体は痛い、おトイレには行きたい、ご飯は食べたい・・・
そしてそこがどこだかわからない・・・。
皆さんも入院て時はそこんとこ注意しておいてくださいね。^@^v

せん妄(譫妄、せんもう、英:delirium)は、意識混濁に加えて奇妙で脅迫的な思考や幻覚や錯覚が見られるような状態。健康な人でも寝ている人を強引に起こすと同じ症状を起こす。特にICUやCCUで管理されている患者によく起こる 。 急激な精神運動興奮(カテーテルを引き抜くなど)や、問診上明らかな見当識障害で気がつかれることが多い。(ウィキ)
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黙祷 [言葉]


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「老人」の生を守るために、 「若者」の生(時間と収入)をないがしろにしていいのか・・・? [言葉]

・・・「老人」の生を守るために、 「若者」の生(時間と収入)をないがしろにしていいのか・・・?

大西つねき氏はほぼアラカンである。
お金をまわしてお金儲けをしてきたぽい(いいな)。
ただいま湘南は鵠沼あたりにお住みである。
その大西氏本人が言った言葉であるのだから、
まず「若者」のために財産をあげ、
コロナに罹っても病院に行くな。逝け。
早くロスジェネの根性なしに「時間と収入」をあげろ。
そこから話はやっと進む(んだろうな)。

おいらは大西氏より年上だし、障がい者だし、手術もしなきゃいけない。
このコロナ禍の中、感染症になりやすい手術だ(怖いす)w。
ここで「そうそう、お年寄りは若いのにお金くれよ。おまえの貯金もよこせよ」と
言われてもおいらは大西氏みたいに優しくないのであげない(ダメ、絶対!)。
逝ってしまったら愛すべき人に財産をあげる(ないが)w。

誰が知らない社会性なしのひきこもりロスジェネにお金やるか。
おまえら仕事できないだろ?あ?俺たち世代は24時間働けますか、だった。
失われた20年以上でたくさん自死した。
みなさんにお金をやる気はない。墓場にお金は持ってかないし。
団塊の世代もそんな気はないだろうなぁ(世界的に最高に恵まれている世代だもんな)。


れいわ新選組はそのロスジェネにきちんと向かい合った初めての政党だ。
高齢者、障がい者にも向き合い。国会に障がい者を送りこんだ。
邪魔か?障がい者なんかうっとうしいだけで国会で役に立つのか?って。
おまえら障がい者見たこともなかったろう?だから最初は驚き、今は排除か。
しょうがない。日本じゃ障がい者は隠されてきたのだからな。

でもれいわ新選組は言ってたはずだ。「お年寄りも障がい者になる」。
わからないか?妄想とやっかみだらけで想像力ないものな。
おまえらもなるんだよ。
少子高齢化を余計おしすすめて快楽だけの強姦や不倫してんの
おまえらの次の世代だぞ。
少しは考えろ。奴らもいつかはおまえらの財産を狙うようになる。

だから、れいわ新選組は国のお金をひっぱりだそうとしていた。
そこで、大西氏と山本氏はつながったのだ。
ただし仲良しごっこはしない。お互いの意見交換で合ったから一緒に活動していたのだ。
群れは「仕組み」を作り腐り果てる。
この辺は山本氏の政治の基本だ。

さてコロナのせいで今、世界中が滅茶苦茶だ
(コロナは風邪よ、と言うヒステリックに叫ぶ人もいるが…それは嬉しいが)w。
楽しい老後なんて言っていたお年寄りも必死に生きようとしている。
馬鹿な若者はコロナなんて風邪みたいなものと遊び歩き、
お年寄りの感染率をどんどんアップしている。
むかつくわな、そりゃ。障がい者もお年寄りも。おいらも。
コロナでなくとも院内感染は怖いからな。


そして「命の選別」。
この言葉を使ってしまうセンスが大西氏の中身だと思う。あの薄笑い(こわっ)w。
悪いやつの顔だとは思っていたが・・・。
言葉は進化していく。腐ってもいく。
今の時代、命の選別はあまりにもデリケートな言葉だった。
この言葉を使用し「政治が命の選別をするべきだ」といはっきりと言ったことは
れいわ新選組とは相容れない部分だ。しょうがないな。

・・・大西氏の思想は簡単だ。おいらも昔そこに到達した。

戦後日本、姥捨て山だったろ?。
男の子は労働力、女の子はすぐ殺すか売る。
ちょっと前のことだもんね。
・・・残忍な事件やいじめ、赤ちゃん撲殺、動機なき殺人、
少女監禁、9.11、3.11、アフガン・・・。
あまりに村上龍の小説みたいな世界になってしまい、
おいらも感情をコントロールするために考えた。
いちいちひとりひとりの死と向き合うのはやめた。
生物は自分の遺伝子を残すためだけのもの。
残れない遺伝子は未来につながらない。

まさに「優性思想」だ(?)。
擁護施設で殺人を犯した彼は最後まで「よいことをした」と言い切る。
喋れない人から殺す命の選別。残念なことに私の中にもある。
というか、それは生き物の本能だ。
恋人選ぶとき自分に欠けているとこを相手に望みませんでしたか。
背の高い彼、選びませんでしたか。
運動神経で決めませんでしたか。

・・・誰だ?優生思想なんて言葉、使ったの?

「優生思想」・・・身体的、精神的に秀でた能力を有する者の遺伝子を保護し、
逆にこれらの能力に劣っている者の遺伝子を排除して、
優秀な人類を後世に遺そうという思想。優生学の成果に立脚する。
人種差別や障害者差別を理論的に正当化することになったといわれる。

ちゃんと辞書調べると、
大西氏がこういう思想で言ったのではないことが分かる。
きちんと限りある財産と時間を未来ある若者に託そうみたいな^^;
・・・おいらは託さないよ。
おいらも単に自分がちょんがーで嫁もいず子孫も残せなかったから、
役立たず!と自虐しているだけだなもし。
・・・とするとなんかなぁ。
いくら言っても自民党に一票しちゃう奴とか
選挙の仕方も知らない奴らも、その代表のロスジェネも・・・
もしかして人類みな自分勝手?(笑)。
そうだよ。それだよ。ソースだよ。

偶然、いい会社にいてなんか無事失われた20年も乗り越えて、
若いのと浮気して古い女房放り出して、年収2千万で、健康な奴、
自民党に投票するよな。
そこ自分勝手!

だけど、おいらたちも変わらないな。
とにかくピンピンコロリがいいな。
(訳の分からない作文ですみません)w^@^wちゃんちゃんw

いいお盆休みをね。​​​​​​​^@^w
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フーテン。永島慎二 [言葉]

アニメブームで漫画もすごい人気だけど永島慎二さんご存じ?

あー。私の文化はほぼ高校生の時に完成されている。
同じ分譲地の先輩I氏の教えが基本にある。
中学生のままサッカー少年で
フォークだけやっていたらまた違っただろう。
当時の高校は湘南大暴走族時代でひとつも面白くなかった。
で、私は先輩I氏の家にいりびたった。
朝「いってきまーす」と言い、
そのまま先輩のお母さんに「おはようございます」と直行である。
そこには違う文化があった。
そのひとつがこの永島慎二さんの漫画である。
先輩I氏からは基本的に一世代前の団塊の世代的な文化を学んだ。
ひとつしか上ではないのに、なぜ?
そうお母さんがカッケー人であの頃でジャズを
聴きまくっていた人なのである。
だから私が朝から出入りしてようが関係なし。
悪いことしなきゃOKなのだ。

ジャズと言えば団塊の世代なのである。
で、団塊の世代・・・とくれば全共闘だが、
その辺は置いといて、ヒッピー文化、フーテンである。
このヒッピー文化を継承し先輩I氏は
今もとある山中の一軒家で自炊生活しながらひとりで暮らしている。
あまりにすごい人なので私はついていけないが・・・。
改めて永島慎二さんを調べてみた。

永島 慎二(ながしま しんじ、1937年7月8日 - 2005年6月10日)
日本の漫画家。本名は永島 眞一(または真一、ながしま しんいち)。
東京都出身。愛称はダンさん。長男はギタリストの永島志基。 
東京市滝野川区生まれ。生家は雑貨商であった。
父を戦争で失い、空襲で家を焼かれる。
小学校3年の頃から漫画家になることを志望。
目黒区立第一中学校では総番長を務め、
高校3年生を相手に暴行傷害事件を起こしたこともある。

■1961-64年:「漫画家残酷物語」を執筆。
■1964-66年:テレビアニメ「ジャングル大帝」などで主に演出を担当。
■1967-71年:少年キングで「柔道一直線(原作:梶原一騎)」を連載。
前衛誌の「ガロ」で多くの短編を、「COM」では「フーテン」を執筆。
この時期は永島慎二がもっとも精力的に描いていた時期にあたり、
同時代の青少年読者からは「青年漫画の教祖」と呼ばれるようになっており、
大きな影響力をもつようになります。

   永島の執筆活動に大きな影響を与えたのはヒッピー文化でしょう。
   1960年代の後半には米国で「ヒッピー」と呼ばれる新しい若者文化が大きな潮流となり、
 その動きはまたたくまに全世界に広がっていきました。
  「ヒッピー(Hippie)」とは伝統・制度など既成の価値観に縛られた人間生活を否定し、
   より自然に近い生活に回帰する運動であり,
 日本では「フーテン」と呼称されていた時期もあります。永島は絵の勉強として米国に旅行し、
 実際に新宿でフーテン生活を経験して「フーテン」を執筆しています。
■1970年代:単行本の「若者たち」の初版が1973年ですので1970年代の初めに発表されたと推測します。
■1980年代以降:漫画家としては半隠居状態。2005年6月10日、慢性心不全のため亡くなっています。享年67歳…合掌…。


フーテン?^@^;w
※若者たちは土曜の夜ごとに
新宿駅・西口広場に集まって反戦フォークを歌い、
議論を戦わせていました。
そのような熱い集団に対して、
同じ新宿駅・西口広場を「グリーン・ハウス」と呼んで日がな一日、
何をするでもなくたむろする集団も現れます。
彼らには多くの呼称がありましたがその中の一つが「フーテン」です。
昭和43年には彼らは20歳前後になっており、
その集団のパワーで新しい文化をけん引していました。
けん引という言葉は適切ではないかもしれません。
人数の多い世代ですのでその動向がそのまま社会の新しい動向だったのですね。

私がフーテンを見たのは一度だけ。

小学生の頃から家族で新宿を降りた時、
なんか長髪で薄汚れたのがたくさん座っていた光景が脳裏に焼き付いています。

さて、永島慎二さんの画風はというと少年漫画とはだいぶ異なっていました。
確固としたストーリーもなく詩のようでした。
そして、その独特なタッチは青春時代の私の胸に突き刺さりました。
高校に幻滅していた私はその後の18からの生活にかなり期待していたのでしょうね。

瞳が真っ黒な少女。圧倒的な孤独と仲間たち。ジャズ。挫折。セックス・・・。
ネットで思い出深い場面が見つかりました。

ちなみにこれだけ陶酔した永島慎二の本を私は断捨離しています(笑)。
なぜだろうな?
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今度の日曜日です。 [言葉]

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差別。 [言葉]

幼少時から思春期にアメリカと日本を往復していた
知人のドラマーが当時の思い出をめずらしく長く書いていた。
引用する。

【異質なものへの拒否反応: レイシズム?】
悲しいニュースが絶えないですね。コロナ自粛期間中
割と元気にしてたけどフロイドさんのニュースは相当精神的ダメージ受けたな…
なんか幼少期の頃のこと
色々思い出されたのでちょっと
長めに書きます。(ちょっと過激な内容かもなので
興味のない方は読み飛ばしてね)
自分は3歳から13歳までの10年間
アメリカに住んでいて、前半はテキサス州
ヒューストン市、後半は
ミシガン州デトロイト郊外の
ジャクソン市という
黒人の多い地域の小・中学校を
現地校で過ごしました。
ジャクソンに引っ越してから
中学2年生(8年生)に上がるまでは学校で
唯一の日本人でした。中学に上がる頃には、
周りの子たちは日本でいう高校高学年か
大学生くらいの見た目と体型になっていて
自分だけ体が小さくいじめの標的になりやすかった。
基本的には親に送り迎えをしてもらっていたが、
そうでない日の行き帰りのスクールバスは地獄だった。
でもいじめから庇ってくれる友人もいた。
日本のゲームやアニメを浮きつつも
学校で紹介したりしてるうちに、
段々日本の文化に興味を持つ子が増えて
家にお邪魔したり来てくれたりする友達が増えた。
白人の子で仲良い子もいたけど、
大体学校で仲良く話したり
学校終わりに遊んだりした子は黒人の子ばかりだった。
日本の文化を教えた変わりに、音楽のことやお家の事情、
ご飯、日曜礼拝を含む宗教行事を知ることができた。
今でも連絡とってる子も結構いる。
海を超えてアメリカの友人たちとゼロ距離にしてくれるSNSに感謝。
ちなみに大抵の学校のカリキュラムには
必ずCivil Rights Movement (=公民権運動)のこと、
マルコムX氏のこと、ロサパークス氏や地下鉄道、キング牧師の功績などが組み込まれている。
話は前後するが、
前半住んでいたヒューストンは南部地域で
比較的白人も多く、通っていた小学校は初代ブッシュ大統領のファーストレディ、
バーバラ・ブッシュの名前を冠する小学校だった。
正直、こんなこと書くべきではないのはわかっているが
ここで英語が喋れるようになるまでの
ESL (=English as a Second Language、英語を母国語としない生徒の)クラスは地獄だった。
当時の担当教師(年齢的には40オーバー)は酷く差別的で
黒人の子はもとよりアジア人、
チャイルドアドプションされた米系韓国人・中国人の子らへの
風当たりの強さは台風並みだった。
もちろん自分も例外ではなかった。
毎年、独立記念日にブッシュ夫人が学校に来る特別な行事に向け
各クラスは出し物を用意するが成績が著しく悪かったり、
教師が判断した『素行が悪い』とされる生徒はこの校内パレードには参加できなかった。
余程のことがない限り原則としては全員参加できるのだが、
ここではESLクラスの子らが槍玉にあげられる。
英語が通常クラスの子らに比べ劣り、
そのことにより授業内容が理解できず成績は不振・肌の色が違う・
インド系の子は目つきが鋭いから教師は睨まれていると錯覚する。
参加させない理由はなんでもいい。
独立記念日の校内パレードに参加できなかった子たちは
私を含めてほとんどESLクラスの子ばかり。
自分のクラスのある子は教師のハラスメントによりトイレに行かせてもらえずその場で、
とか、フィールドトリップ(=遠足)の同意書をある子の親が英語を読めず提出に時間が掛かり、
結局提出したもののその子だけが誰もいないESLクラスでお留守番とか日常茶飯事。
英語が母国語でない、肌の色が違う
そんな理由で ー 
否、理由付けはなんでもよかったのだと思う。
差別とはきっと差別する側が
自らの凝り固まった見解に固執し、
その見解の外にある異質なものを排除する
拒否反応のことなのだと、幼心に思った。
唇を噛みちぎってしまうくらい
悔しかったので、それまで以上の
必死さで発音の授業と文法の授業に
取り組み、3年生に上がる頃にはESLは脱することが
できた。残っていた子たちから向けられた目は、
まるで映画『12 year a slave - それでも夜は明ける』の
ラストシーンのようなものだった。
(よかったら見てください。)
この学校にも、もちろん
公民権運動の歴史の授業があった。
説得力はなかったけれど。
その後、日本に帰ってきてもしばらくは同じような目に合っていたので正直、
この差別問題は日本のいじめに直結する問題でもあり他人事ではないと考えます。
アメリカは人口の坩堝と言われている一方で
差別文化の根は深く、
大統領が変わる度この状況は
一進一退を繰り返しています。
今回取り上げられたような人種差別を発端とする
凄惨な事件は過去にもあったが、
SNSの拡散力とその衝撃的な映像に
胸を打たれた人は多く、たくさんの発信がなされています。
もちろん自分も何か発信したいと、
普段は政治的発言を控えていますが、こうして書いています。
アメリカ全土に拡がりつつある、パトカーを燃やし、
ナイキ ストアを強盗するといったやり場のない怒りを前面に押し出した
暴力的なデモ行為には断固反対です。
きっと非暴力を謳って行進していたキング牧師も悲しんでいると思います。
ですが、これを機にデモ行進に参加できない
人々が自分の理解の範疇にないものを
脅威として捉え、それらの排除行動として
暴力や差別的発言、ハラスメント行為などを
安易にせず、互いを理解し、違いを尊重する
世の中になっていくことを切に望みます。
自分も音楽を通じて、経験を通じて仲間と共に
この世の中をよりハッピーにしていくことに
邁進し、人が人に優しくなれる環境づくりを
する一助となりたい。
Different is Beautiful.
Black Lives Matter.
Justice 4 all.
(以上)。

この悲しい思い出と今のアメリカの状況を嘆いた文章は、
真摯に書かれたもので、そこに今のマスコミやSNSのような嘘はないように思う。

【ニューヨーク共同】米中西部ミネソタ州ミネアポリス近郊で
黒人男性が白人警官に暴行され死亡した事件で、
抗議デモが波及した都市は31日までに全米で約50カ所に達した。
州兵を動員したのは準備段階も含め14州以上で、
25以上の都市が夜間外出禁止令を出した。
各地で放火や略奪、投石が相次ぐなど、早期の収拾は困難な状態に陥った。
 ミネアポリスでは30日も市民多数がデモに参加。
警官隊が催涙ガス弾やゴム弾を発射して追い散らした。
ミネソタ州のワルツ知事は30日の記者会見で、
デモ暴徒化に備え州兵を総動員すると表明した。
州兵は連邦軍の予備役の性格も持つ軍事組織。



亡くなられたフロイドさんの弟のスピーチには敬意を評する。
人種差別に対してのデモと暴動行為は違う。

トランプが大統領になったのも、白人ファーストからだ。
「肌色なんてない。」みたいなコピーは紙くずになる。
黒、白、赤、黄色・・・肌色はある。しかもたくさん。全世界人間分。

今回は警察官に殺されたのが黒人だったために、
黒人差別に対しての暴動(テロ)と固定されて報道されているが、
コロナのマイナスイメージが引き起こしたスケープゴート的な人種差別だと思う。
多分、ネガティブなコロナの渦が暴き出した社会問題がその根底にはある。
日本でだってこれから暴動は起きるかもしれない。
自粛警察の存在がその嫌な想像を刺激する。
現実のアメリカの人種差別については先の知人ドラマーの文章を読んで貰い、各自が考えることだ。
事実には真実が隠れている。

自分のことを書いておこう。
私は前から言っているように頭が悪いため「外国語(英語)」ができない。
横須賀の米兵によく声かけられてもうまく答えられず、それがトラウマになっている。
もし、でっかい黒人やら神経質そうな白人、
タトゥびっしりな東洋人が現れたらびびってしまう。
なぜか?簡単だ。コミュニケーションが取れないからだ。コミュ障だ(?)。
自分とは違う肌の色、文化、考え方を持っているということは自分とは違うこと。
それを平和的に解決する同一言語を私が持っていないからだ。
もちろん、今の若者が分からないのも話が通じないからだ(ジェネレーションギャップか?)。
レイシズム以外にも、セクシズム、エイジズムというのもある。
エイジズム(高齢者差別)とは、
高齢であることを理由に
それにより引き起こされる高齢者への偏見や差別のことらしい。あるな。

大切なことはひとりひとりの人間を「個」として接することだと思う。
国籍、性別、年齢などはアイディンティティを構成する一部に過ぎない。
どのような集団に属しているかも一度色眼鏡を外すことが必要だ。
・・・とは言ってもそれらは非常に難しいことだし、
コロナはそんな人間のコミュニケーション能力さえ奪おうとしている。

「私には夢がある。それは、いつの日か、この国が立ち上がり、
『すべての人間は平等に作られているということは、自明の真実であると考える』というこの国の信条を、
真の意味で実現させるという夢である」(アメリカンセンターJAPAN「『私には夢がある』(1963年)」より引用)

・・・なんだかとりとめのない文章になってしまった。
人種差別を含む差別、貧困、格差、コロナ・・・
今の世界は一部の人間のものなのかも知れない。
それは恐ろしいことだ。

※知人ドラマーも書いていたが、ウチの父母は戦後、米軍で働いていた。
その時、黒人に優しくされたと言っていた。「そうなのか?」とも思ったが、
黒人が全員、良い人間とは限らない。

※日本の「いじめ」にも人種差別は関わっている。
北朝鮮、韓国、中国・・・、
そして最近は東南アジアやアフリカなどからの住人も増えいじめにあっている。
近所の黒人の少女は小学校の頃、
確かにいじめられていたが、中学生あたりでは不良仲間と楽しそうにやっていた。
この前、ひさしぶりに見たらファッショナブルないで立ちで音楽仲間と笑っていた。よかった。

※私の母親はクォーターだ。戦時中、疎開先の田舎でいじめられ、
学校には行かなかった。日本人にとっては白人も差別対象だったのだ。

とりあえず、
「音楽」は、(もちろんその一部だが、)
平和を愛する者の言語であるということは
間違いないと思う。

知人ドラマーの勇気ある投稿に感謝して。
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愛読書たち。 [言葉]

暑い。
そうコロナが来てからとっくに予想していたが、
また酷暑が来て、
地震も来て、
台風が来た時、
三密の今、逃げ場所はおいらにあるのか?
ボロ屋故にクーラーが設置できずに、
やっと冷風機を買い、
どうにか過ごした去年。
喫茶店、居酒屋、ライブハウスが、
自粛していたらクーラーあたりにも行けないーー;
だいたい、心臓リハビリもストップしてるし、
捻挫も治らない。
・・・平気か?頑張って働いている人、
働けない人、
家籠りの人・・・みんなか。

で、おいらの読んできた本紹介(笑)。
バトンじゃないよw

これは父親に貰った谷内六郎さんの画集。
風邪ひくと布団の中でこれ観て癒されたなぁ。
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私がコピーライターになろうと決めた本。
書き直して何回か再販されていますね。
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コピーライターになってからの宝物。
糸井さんはコピー辞めたけど、仲畑さんは書いているんだろうな。
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これは読書的じゃないけど。一番、読んだな。
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思春期に影響されたからなぁ。
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恐ろしく読書していたから、
村上春樹や龍なんかもアップしたいが、
二回の断捨離でないや。
ないと、忘れていくんだねぇ。アラカンはさ。

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ウィルス終息後へ。 [言葉]


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