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「置かれた場所でいいのかよ?」 [過去文章]



ビジネス書、癒やしの書、ヒーリングブックみたいのは、
基本的に読まない。

職業病で「本当かよ?」と疑ってしまうし、
なんなら自分で考える。

だいたいこういうまとめちゃっている本は、
大きなくくりでは「なるほど」と思えるのだが、
個人的に読むとたいてい違う。
それに非常に売りたいためだけの哀しい本である。

あさイチで、
なんちゃらさんというシスターが出ていたが、
「置かれた場所で咲きなさい」だって
(どっかのシスターの言葉だったらしい)。
このシスターにとって素晴らしい言葉であっても、
おいらにとっては、そうとは思えない。
このシスターの話を聞くと、彼女はもっと人間ぽいしね。

だいたい。この言葉には「我慢しなさい」つー、
意味合いが含まれているのが気に食わない。
結局、石の上にも三年じゃん。

ブラック企業で三日三晩働きづめの人が、
これ読んで感動なんかするか?
置かれた場所から逃げるが勝ち、だろ。

おいらだって、
ほぼパソコンの前に置かれているが、
ここで咲けってことは、あきらめに似ていないか。
だいたいパソコン嫌いだし。

置かれた場所で泣いたり笑ったり。

このレトリックで言えるのはここまでじゃないだろうか。

にしても、このレトリックは凄い!

置かれた場所が悪いのよ。

置かれた場所で戦争しなさい。

置かれた場所が原発かよ。

・・・色々、遊べるなぁ^@^w




置かれた場所で咲きなさい (幻冬舎文庫)

置かれた場所で咲きなさい (幻冬舎文庫)

  • 作者: 渡辺 和子
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2017/04/11
  • メディア: 文庫



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