「団地小僧」記憶なし [団地小僧ー2]
園児を無事終了すると、
俺もピカピカの一年生だが、
どーも、ここから小3までの記憶がない。
先生も覚えていないし、友達の記憶もない。
ただ、毎日、遊んでた。
さぼろうとしてた。
兄貴にいじめられた。
などは、ぼーっとある。
日々、思い出してみるが何時まで持つか・・・。
まず、そうか!
ウチの気に食わないこすい兄貴!
こいつが団地の屋上・・・
当時は誰でも行けて、柵もなかった。
屋上で「正義の味方、スーパーマンだぁ!」 とか叫んで、飛び降りようとしたのだ(笑)4階建てね。
今でも、得意そうな目で母親の方を見ている顔が記憶にある。
母親は「グェギャー!」とか叫んでいる。
俺はもちろん飛び降りるのを期待してにやつく。
・・・結局、やらなかったのだが、
あの目は本物だったな。
だって、柵の無い屋上の一番端っこ、
後、一歩で天空だったもんな。惜しかった(笑)。
まぁ、兄貴もお馬鹿だったのね。
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