「団地小僧」かずこおばちゃん [団地小僧ー2]
当時のお楽しみと言えば、
かずこおばちゃんとつるばっちゃんがやってくること。
母親方の一番下の妹とおばぁちゃんだ。
もー、次男坊故に、肉や卵は白身と脂身、
洋服はお古、味見は俺(泪・・・当時は腐ったものをこうして調べた)だったが、
このふたりはおいらにすごく優しいのである。
近所のドングリ山を越えてくるのだが、
「おーほっほっほー」という
かずこおばちゃんの笑い声が聞こえてくると、
おいらは嬉しさで震えたもんだ(笑)。
とにかく明るい!
何するってことないけど、笑っている人っていいなぁ、
と思ったのはこの頃かもな。
ウチの母親はそれに比べおつましだからね。
…今はもう70越えてるが、
相変わらず「おーほっほっほー」と、
明るい。交通事故で死にそうになっても、
次の日には相部屋の人を励ましている。
正直、かずこおばちゃnみたいな女性に
出逢えていたら結婚してたかもなぁ。。。
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