「メロディックで覚えやすいフレーズ」と言えば、松原正樹さんですね。：団地小僧：SSブログ

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「メロディックで覚えやすいフレーズ」と言えば、松原正樹さんですね。　[サポートギタリスト養成所] [編集]

三人目は渋い人。
名前を知らない人は多いかもしれないけど、
そのギターはどこかで聴いてしまったいるはず＾＠＾ｖ
サポートギタリストというより、
スタジオ・セッションミュージシャンの松原正樹さんです。

アラカン世代ならどれか聴いていますよね㊦＾＠＾ｖ
・カナダからの手紙（1978）/ 平尾昌晃＆畑中葉子
・さよならの向こう側（1980）/ 山口百恵
・林檎殺人事件（1978）/ 郷ひろみ＆樹木希林
・微笑がえし（1978）/ キャンディーズ
・時間の国のアリス（1984）/ 松田聖子
・北ウィング（1984）/ 中森明菜
・六本木純情派（1986）/ 荻野目洋子
・愚か者（1987）/ 近藤真彦　井上堯之じゃなかった！
・セーラー服を脱がさないで（1985）/ おニャン子クラブ
・長い夜（1981）/ 松山千春
その他・・・
・山崎ハコの「夜明け前」
・小橋健太選手の入場曲「ＳＮＩＰＥＲ」
・松任谷由実『時のないホテル』
（「featuring Masaki Matsubara on guitar solo」と帯にある）から
『パールピアス』までの４作品。
『セシルの週末』『雨に消えたジョガー』『恋人がサンタクロース』
『カンナ８号線』『真珠のピアス』『ＤＡＮＧＤＡＮＧ』あたり。
・ユーミンの「DESTINY」鈴木茂さんとのツインギター！
・矢野顕子さんのライブアルバム『東京は夜の７時』・・・

流石！プロ中のプロ！
もちろんエレキギターが中心で、
ニューミュージック、J-POP、フュージョンが中心。
ちょっと、㊦聴いてみてください。
「あれもかぁ・・・」って感じですね。

松原正樹さんというとフュージョン・バンド「PARACHUTE」での
相棒ギタリスト今剛さんと比べてしまいますが、
ふたりとも同じ時代の代表的なセッションマン！
フュージョン系です。今さんの方が鋭い感じ（ロック）かな。
松原さんはカッティングがすごいですが、
キャッチーなリードコピーなどもたくさん演奏していたんですね。
少しジャズ寄りかなぁ。あったかな感じ。

松原正樹（まつばらまさき、1954年6月27日 - 2016年2月8日）
福井県越前市（旧武生市）出身のギタリスト・アレンジャー・
セッション・ミュージシャン。
ヤマハ・ネム音楽院（現・ヤマハ音楽院）出身。
松任谷由実や松田聖子、さだまさしなど他多数レコーディング参加・
共演経験を持つ日本の代表的なエレキギター奏者の一人。

実家はダンスホール。初レコードはウェスモンゴメリー。
ブラスバンドに入るも興味は一気にギターへ。
ヤマハ・ネム音楽院を経て上京。
1974年にハイ・ファイ・セットのバックバンドに。
1979年に林立夫、斉藤ノブ、今剛らと
フュージョン・バンド、PARACHUTEを結成。
2003年5月24日に「CROSSOVER JAPAN'03」で21年ぶりにライブを行う。
2012年12月29日には「CROSS OVER NIGHT」に出演。
2014年8月にはPARACHUTE35周年アニバーサリーライブツアーを行った。
ソロ活動としては1978年にデビュー・アルバム「流宇夢サンド」を発表、
その後もスタジオミュージシャンとしての活動の傍ら、
ソロアルバムを発表している。
生演奏を重視した「HUMARHYTHM」シリーズは好評であった。
2016年2月8日、十二指腸がんのため死去。61歳没。合掌。
ホームページ　http://www.matsubaramasaki.com/official/TOP.html

一番大切なギターは、ギブソンのES335。1958年製。
「メロディックで覚えやすいフレーズ」を目指していた松原さん、
最後にアドリブで燃える松原さんをお聴きください。いいですよ！

「30年以上ギター弾きをやってきた男にとって、
自分を残したいという気持ちはまるでなかった。
あるのは、自分がちゃんと成り立っていたのか?
という疑問だった。
僕は僕を聴き続けてくれた人に逢って話したくなった。
それは自分に逢うかのように。」