SSブログ

6月5日・・・老後の日?^^;葬式しなくていいから老後は楽しくいきたいね。 [日記]

私の父親は、
誕生した途端に
孤児だった。
父親の父親が病気になったから、
父親の母親はさっさと逃げ出し、
他の男と結婚したのだ。

・・・父親の母親(おばぁさん)に育てられた父親は、
学校も行かず、
10才になり、満州から引き揚げて来た
母親に引き取られた。

エリート一家の中でいじめられながらも、
父親は一生懸命勉強し、
そこの兄弟どもに勉強を教えるくらいになった。

でもバイトバイトの人生。
どれだけの我慢があったのだろう。

ただ、中学の先生に恩師とも言える人がいて、
父親は平和主義を通し、
戦時中も英語を勉強し、
某有名大学の理数に入り、
赤紙から逃れた。
戦後は自分の好きな文学部に移る。

バイトは続けていた英語のお陰で、
米軍基地で通訳。
そこでヤンキーな母親と出会ったわけだ。

・・・そんな父親にお墓参りなどという
観念は無かったのだろう。
墓参りというものは我が家にずっとなかった。

ただ私の一つ前に生まれていた兄が
幼くして亡くなり、
父親は初めて自分の墓があるのを知り、
その法要と墓参りだけはしていたようだ。

・・・父親が亡くなって、
ようやく墓参りに行くようになった私だが、
自然宗教(心)はあるものの、
お寺は嫌いだし、坊主も嫌いだった。

道端のお地蔵さんにおじぎをしたり、
朝焼けに手を合わせたり、
父親の遺影の前で「なんまいだ」とは言うが、
宗教は大嫌いだ。

母親も宗教に何の興味もなかったが、
年老いて急に墓に入りたがったいる。
入っても私には子供がいない。
つまり墓を継ぐもの、お参りに来るものもいないのだ。
(墓ばらししたいがそのお金もない)。

私は海にでも撒いてもらえばいい。
母親は山好きだったから山に撒いて・・・
と、言ってたのに。

お墓の管理費を払うのはいいが、
あのお葬式という無駄はしたくない。
戒名でうん十万円!
なんでよ。
お金持ちのよいこは母親が言わなくても、
きちんと葬儀をし、お墓参りするんだろうが・・・

私は宗教が嫌いだし、糞坊主が嫌いだ。

なんでかって?
私は大学で宗教学部にいたからよ^^;
ひどいよ、寺の息子娘は(笑)。



身近な人が亡くなった後の手続のすべて

身近な人が亡くなった後の手続のすべて

  • 作者: 児島 明日美
  • 出版社/メーカー: 自由国民社
  • 発売日: 2017/12/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



大学4年間の宗教学が10時間でざっと学べる

大学4年間の宗教学が10時間でざっと学べる

  • 作者: 島薗 進
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/03/04
  • メディア: 単行本



お墓どうしたら?事典―お墓をめぐるあらゆる問題で悩んだら最初に読む本

お墓どうしたら?事典―お墓をめぐるあらゆる問題で悩んだら最初に読む本

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: つちや書店
  • 発売日: 2018/08/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。