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わんこパワー [日記]

ファシリティードッグっていうんだね。病気の子供に寄り添うわんこ。

病気の子供に寄り添う日本初の「ファシリティードッグ」として、神奈川県立こども医療センター(横浜市南区)に「常勤」してきた10歳の雄のゴールデンレトリバー「ベイリー」が16日、高齢のため引退した。手術室までの移動に付き添ったり、ベッドで添い寝したりと約9年にわたり、延べ約2万3000人の子供に関わってきたベイリー。闘病を支えられたという親子から、感謝の声がたくさん寄せられた。【宇多川はるか/統合デジタル取材センター】

わんこは優しいよね。いっつもこっちの話、聞いてくれて。
にゃんこはにゃんこで、こっちの話を聞いてなさそうなとこがいいしね。

今はもうわんこ飼えないけど。
いたら、年老いた母親も和むだろうな。

中学の頃、飼いだしたアイヌ犬の雑種スヌーピー。
あいつがいたお陰で、随分と助かった。

青年期の鬱もあいつ散歩して乗り越えた。

でも、スヌーピーがおトイレに行きたくて、
おいらが帰宅した時、吠えたのをおいらは無視して・・・

母親が「うるさい!」と怒鳴るから、
おいらが[むかっ(怒り)]ってきて、スヌーピーの頭ぶっちゃって。

ゴメンな。
もう、あれからずーっと謝ってるけど、
届かないんだよな。

^@^@^@^@^w
「ばいばい!スヌーピー」

働くようになって、スヌーピーの散歩は妹が中心になってやっていた。
だが、夜、学校が遅くなると行かない。

その日は最終電車だった。
玄関を開けると、スヌーピーの散歩をせがむ鳴き声。
「よしよし」となだめ、とりあえず、夕飯を食べ、風呂へ。
その間も、スヌーピーは切ない声を出している。
実はスヌーピーはフェラリアに罹っていた。もう、誰が誰だかわからなかったはずだ。
疲れから、寝床へ入る。
「クォーン!クォーン!」「どんどん!」

「どんどん!」は母親が鳴き声どうにかしろ!という合図だ。
僕はなぜか怒りに包まれ、スヌーピーを叱った。
それまで、叩いたことのない頭をゲンコツで殴った。

スヌーピーは、その瞬間からくるくる回りだした。くるくるくるくる…

翌朝、スヌーピーはくるくる回りながら、
何も見えてはいないのだけど、何処かへ消えようとしていた。
そう、死に場所を探すように。

妹が動物病院に連れて行くと「もう…」という話だった。
雨がそぼ降る中、スヌーピーは物置の中で相変わらずくるくる回っている。
妹が一晩、付き添った。

次の日、会社から帰ると、スヌーピーは亡くなっていた。
めずらしく家族全員揃ったが、食欲は進まなかった。
…今でも、桜の木の下でスヌーピーは眠っている。
そして僕のカバンには、スヌーピーの毛と般若心経の書かれた妹手製のお守りが入っている。

僕はどう、スヌーピーに謝まったらいいのだろう。後悔しっぱなしだよ。


ペットは大切にしましょう。
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