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鬼畜⑥ [小説]

父親が管理職になり、
兄も私も妹も働いていたあの時代。
母親には最高の時代だったろう。
(家に3人とも5万円入れていた)。

ファッションなど何も興味がなく、
食事も贅沢ではなかったのに・・・。

私が広告業界にいたから、分かったことだが、

流行りのカルチャー族だった母親は、
付き合いだした法律家などのセレブ婆ぁたちとからむうち、
洋服や靴に凝り、
高い洋服を買いだした。

横浜の高級ホテルで日々、ランチ。
まぁ、こんくらいいいんだけどさ。

私が100足くらいのショルルジョーダンの靴、
見つけた時のあわて方。

翌日には、全て始末してあったが・・・。

鬼畜にしては可愛い行いだったな。
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