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ギターは伴奏楽器。 [日記]

中学の頃にやっていたフォーク時代はともかく。
おいらにとって、エレキを手にしてからは、
ボーカルはいらないもの、歌は邪魔だった。

当時(1970年代)はエレキギターによる音楽が成熟期を迎えていて、
エレキギターとボーカルはスターの座を争っていた。

そして、フュージョン時代。
ボーカルは消え去り、ギタリストがスターとして輝いた。

サンタナ、ジョージ・ベンソン、アールクルー、リー・リトナー、 ラリー・カールトン、渡辺香津美、カシオペア、スクエア・・・

ジャズを基本とした、めまぐるしいハーモニーと仕掛け、
スリリングな楽器だけの演奏にボーカルは邪魔だった。

だが、そんな時代にも、
あの頃は歌謡曲もポップスも、ロックも、
みんな花開き進化していた。
二十歳の時、ギターを折ったおいらには、
知らない音楽が育ち、フュージョンは消え去った。
(バンドしようとか、なんとかとか、イギリスの新しいロックなど・・・)。

残ったのは、パット・メセニー・グループと
ジョン・スコフィールドくらいだろう。

今は、ギターは1950年より前に戻って
「伴奏楽器」と言われるほどに落ち込んだ。
(エレキでホーン楽器よりメインに輝いた時期は60年くらいか?
・・・あ、おいらと同じ還暦か。しょうがないな。ギブソンも潰れるし)。

最近はフォークブームで生ギターは売れているようだが、
ギタリストの出番はない。あるのは伴奏だけだ。
コードを弾くカッティングの練習をして、手首を痛めた・・・。

もういいや。おいらはソロギターを目指すことにした。
好きな曲のテーマを弾き、コードを鳴らし適当にアドリブを取る。
すごい難しい分野だが、フォークの伴奏はできない。

とにかく、呼ばれないギタリストになってしまったからしょうがないのだ。
リズムキープを心がけて、ソロギターで勝ってやる。

下手な歌詞に負けるか。
こちとらプロのコピーライターだったんだぞ(笑)。

虚しいな。

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